このエラーの解析にかなり手間取ったのでメモしておきます。
インストール中に、下記のようなエラーダイアログが出て、ロールバックしてしまいました。
何回やっても駄目で、しかも特定の環境下でしか再現しない・・・。
The dialog SetupError has the error style bit set, but is not an error dialog.
う~ん、全く意味が分かりませんね!
とりあえず、直前のエントリで書いた方法で、詳細ログを取るとエラーコードは2869。
このエラーコードを頼りに調べていくと、こちらのブログを発見。
要するに、直前のカスタムアクションが失敗しているのが原因のようです。
エラーメッセージからは全く想像つきませんね・・・。
ログから直前のカスタムアクションを調べてみます。
MSI (s) (BC:10) [13:23:12:269]: Invoking remote custom action.
DLL: C:\Windows\Installer\MSI7330.tmp, Entrypoint: ManagedInstall
これは、どうやら.NETのInstallerクラスを呼び出している所のようです。
ProjectInstallerではレジストリの書き換えとサービス登録をやっていた
のですが、レジストリの書き換えは失敗する余地がない。
消去法で、サービス登録が失敗しているのでは?と考えて調べてみると、
サービスがアンインストールされずに残ったままでした。
今回のケースでは、手動でサービスを消したら*解決しました。
* サービスは次のコマンドで削除できます(必要なサービスを誤って消さないように注意!)
sc.exe delete [サービス名]
【参考】
Windows Installer Error Messages (MSDN)
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa372835(VS.85).aspx
2010年12月20日月曜日
2010年12月19日日曜日
Setup.exeで詳細ログを出力する方法
msiで詳細ログを出力できることは知っていましたが、Setup.exeでも可能なようです。
リリースする場合は、InstallShieldなどで単一のSetup.exeにまとめている場合が
多いと思いますが、何か問題が発生した場合の解析に便利です。
まずはmsiの場合の復習。
msiexec /i Installer.msi /L*v "C:\Install.log"
setup.exeの場合は次の通り。
setup.exe /v"/L*v C:\Install.log"
/vオプションに続けてダブルクォーテーションで囲んだ形で指定すればOKのようです。
リリースする場合は、InstallShieldなどで単一のSetup.exeにまとめている場合が
多いと思いますが、何か問題が発生した場合の解析に便利です。
まずはmsiの場合の復習。
msiexec /i Installer.msi /L*v "C:\Install.log"
setup.exeの場合は次の通り。
setup.exe /v"/L*v C:\Install.log"
/vオプションに続けてダブルクォーテーションで囲んだ形で指定すればOKのようです。
2010年12月8日水曜日
Google Chrome 8でMicrosoft Forefront TMGへ接続できない問題の回避方法
Google Chrome 8にアップデート後、Microsoft Forefront TMGへのアクセスができなくなり、
いろいろと苦労したので、忘れないようにメモ。
現象としては、TMGへアクセスするとずっとロード中のままになります。
Windows XPではキャッシュとクッキーのクリアで直ったのですが、Windows 7の場合
再インストールしても復旧せず困っていました。
いろいろ検索したところ、Chromeのフォーラムに答えを発見しました。
起動オプションとして、--use-system-sslを使えば良いみたいです。
具体的には、Chromeのショートカットのプロパティを開いて、リンク先の後ろに
これを付ければよいです。
【フォーラムの該当エントリ】
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